>>249丁寧な鑑定をありがとうございます。それぞれが違う価値観で育ってきた者同士が結婚するのだから、誰にも多少の価値観の違いはあるもの、そんな感覚で、違いをすんなり受け止めながら穏やかに過ごせていたのは結婚後数年でした。まだ長男が3歳、次男が1歳半の頃です。夫のたっての希望で引っ越しをした頃から、生活面がガタガタと崩れていきました。当時は夫の性格上反対しても無理だろう、そんな思いから多少の不安もありつつ引っ越しを受け入れました。でも決して後ろ向きな気持ちではなかったのです。でも引っ越し直後からその甘さを知ることとなりました。結局半年ほどで元の場所に戻りましたが、崩れた生活が完全に元の状態に戻ることはなく常にいろいろ不安を抱えながら、ときに気持ちをぶつけ合いながら頑張ってきました。10年ほど前でしょうか。私がこぼしたぐちに対して夫からかけられた言葉に絶望感を感じました。言っても無駄なんだって。そして5年ほど前、父が癌になり、母が献身的に父を介護する姿を見、母を尊敬するとともに自分がいつかこの立場になった時できるだろうか?できないんじゃないか、そんなことを感じていました。それでも今まで生きてきた道、それまで離婚までは考えたことが全く無く一日一日を繰り返してきて、この先もずっとそうやっていくんだろうなと思い、父を亡くした寂しさもあって私も早く父のところに行きたいなあと感じてしまっていました。その日を待つ気持ちというか。そんな時、2年前でした。夫にとっては「仕方のないこと。今の最善」だったと思いますが、私にとってどうしても許せない気持ちになってしまったのです。その時初めて「離婚」という気持ちが湧いてきました。もうこれ以上頑張れないんじゃないかと。ちょうどその前後の頃に出会った人との会話の中から、その人の家族への思いを聞く機会がありました。こんな考え方があるんだと衝撃でした。